イラン、クウェート空爆…「米国の盾役、戦火」警告

고진아 記者

夜明け、イランが無人航空機(UAV・ドローン)を動員してクウェートに空爆を加え、中東の緊張が最高潮に達した。イランは今回の攻撃がアメリカの「盾役」を務める国々に対する露骨な警告であり、「戦争の炎」に巻き込まれる可能性があるという脅迫を国際社会に投げかけた。

クウェート北部の政府施設とブービヤン島の自動車などが攻撃対象となった。空爆により複数の施設が損壊されたが、人命被害はなかった。クウェート国防省のサウド・アブドルアジズ・アラトワン報道官は、領空内の敵ドローンを即座に探知して撃退したと明らかにした。

今回の空爆はイランが最近アメリカとの武力衝突が再燃する過程で行われたものである。イランは過去にクウェートに駐留するアルサレム米軍基地を数回にわたって攻撃した前例があり、今回の政府施設および民間インフラへの直接攻撃は単なる挑発を超えた意図的な警告メッセージと解釈される。

イラン、クウェート空爆…『米国の盾役、炎』警告
[写真=聯合ニュース]

イラン軍を統合指揮するハタムアルアンビヤ中央司令部のアリ・アブドラヒ司令官は声明を通じて、アメリカとの協力・同盟関係を再検討すべきだと強く警告した。アブドラヒ司令官は「そうでなく、犯罪的で侵略的なアメリカの盾役となる国は戦争の炎の中で燃え上がることになる」と直言的に脅迫し、地域内の緊張感を極度に高めた。

アブドラヒ司令官はアメリカがイスラム諸国の資源と資産を米軍保護の盾とし、シオニスト政権(イスラエル)の安全保障を強化していると非難した。彼はイランの周辺国空爆の責任をアメリカとシオニスト政権のせいにしながら、中東情勢の複雑なダイナミクスと緊張感を浮き彫りにした。

今回のイランのクウェート空爆は、中東地域でアメリカと対立姿勢を示すイランの強硬な態度を再確認させると同時に、アメリカと協力するアラブ諸国に直接的な脅威を与える信号弾と解釈することができる。イランが空爆の責任をアメリカとシオニスト政権に転嫁しながら自国の行為を正当化する中、地域内の紛争拡大の緊張感はさらに高まるものと見通される。中東の不安定性が増幅する状況で、アメリカと同盟国の次の動きに世界中の注目が集まっている。

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