▲ 第2次公共機関移転論に国策銀行労組が共同対応
韓国産業銀行・IBK企業銀行・韓国輸出入銀行など3大国策銀行の労組が政府の公共機関地方移転の動きに共同で対応することを決めた。これら労組は来月11日、ソウル永登浦区の産業銀行本店付近で地方移転に反対する共同集会を開催することにした。
今回の集会は9月頃に発表されると予測される第2次公共機関地方移転計画に国策銀行が含まれる可能性があるという見通しに対して、先制的に対応するための措置と解釈されている。移転候補地としては釜山と大邱などが挙げられている。
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▲ 政策金融シナジー・業務効率低下の懸念
労組が地方移転に反対する核心的な理由は、国策銀行の政策金融機能と業務効率性が低下する可能性があるという判断であった。産業・輸出・中小企業金融を担当する機関が首都圏金融市場及び政府部処から離れる場合、政策金融業務の迅速性と連携性が弱化される可能性があるという論理である。
特に国策銀行の地方移転が単純な本店所在地の変更に留まらず、政策金融生態系全般に影響を与える可能性があるという点も労組が懸念する部分であった。政府と金融市場、企業間の緊密な協業が必要な国策銀行の特性上、物理的距離が業務効率に負担として作用する可能性があるという主張である。
▲ 人力離脱の再現か…産銀事例が核心変数
人力流出も労組が地方移転に反対する主要根拠として提示された。過去の産業銀行釜山移転推進過程で職員の離脱が現実化したため、地方移転が確定される場合、核心人力の追加離脱と組織競争力の弱化につながる可能性があるという懸念が高まっている。
産業銀行は尹錫悦政府でも釜山移転が国政課題として推進されたが、最終的に無に帰した。当時も労組は強く反発し、阻止闘争を展開しており、移転論議自体が人力離脱と組織内部葛藤を触発する要因として作用した。
▲ 1500~2000人集結…業務時間外の闘争
労組は営業支障を最小化するため、集会時間を午後7時に設定した。産業銀行本店付近の大路で開催される今回の集会には、本店職員を中心に約1500~2000人の参加が予想された。
業務時間外に大規模集会を開くことにしたのは、顧客と企業への金融サービス支障を最小化しながらも、地方移転反対の意思を明確に伝えようとする戦略と解釈された。3つの国策銀行労組が共同で行動に出るという点から、政府に対する圧力水準も以前より高まると見通されている。
▲ スト可能性まで言及…労政間葛藤拡大に注目
労組は現在ストライキを決定していないが、政府の移転推進状況に応じて争議行為に出る可能性を開いている。状況が悪化する場合、ストまで検討できるという立場を明らかにしながら、地方移転問題が単純な労使紛争を超えて労政間衝突に拡大される可能性も提起された。
ただし、当面はスト等具体的な争議日程が定まっていないり、政府の政策方向と今後の論議過程を見守った後に対応水準を決定するという方針である。
結局、今回の共同集会は第2次公共機関地方移転計画が公式化される前に、国策銀行労組が集団反対意思を明確に示す最初の圧力カードと見ることができる。政府が国策銀行の地方移転を推進する場合、政策金融機能の地域均衡発展という政策目標と金融機関の業務効率性・人力確保という現実的課題が正面から衝突することが見通される。