「不動産譲渡所得税の負担、勤労所得との衡平性が合致していない」
イ・ジェミョン大統領が、高額住宅および非居住1住宅所有者に対する税負担を強化した不動産税制改編案の正当性を直接述べた。資産所得と勤労所得間の租税衡平性を正すとともに、不動産投機を遮断するという強い意志を示したものと解釈される。
▲ 「100億稼いでも税金は数億」… 租税衡平性・実居住中心の課税改編の正当性を主張
イ・ジェミョン大統領は4日、青瓦台で主催した国務会議で、最高49.5%に達する勤労所得税率に言及しながら、不動産譲渡所得税の課税衡平性問題を正面から指摘した。
イ大統領は「投資用に購入して数十億を稼ぐのに税金をほとんど納めないなら、労働者の勤労所得との衡平性が合致していない」と明らかにした。実居住目的ではない不動産投資による不労所得に対して適切な課税が行われていないという点を強く批判した。
続いて、現行譲渡所得税制度が住宅保護という本来の趣旨から逸脱し、不動産投機を保護する結果をもたらしたと評価した。人気のない税制改編だが、租税制度の正常化のために課税体系の調整が不可避であることを強調し、国民的理解を求めた。
▲ 多住宅所有者への中課税猶予延長論争を一蹴… 売却物件誘導のための「段階的退路」を設定
イ大統領は、多住宅所有者に対する調整対象地域譲渡所得税中課税の臨時緩和措置について、一部で提起された「政策一貫性の後退」指摘に対して事実ではないと線引きした。
今回の臨時的中課税緩和は、中課税自体を廃止するのではなく、税率を臨時的に低下させた後、段階的に引き上げることで、多住宅所有者が市場に売却物件を出せるよう道を開いた措置であることを明確にした。
この過程で、ク・ユンチョル副総理兼財政経済部長官に対し、政策趣旨が国民に正確に伝達されるよう意思疎通を強化することを指示した。
イ大統領は、政府政策の信頼性を確保するために、一貫性のある執行が何より重要であると改めて強調した。
決定過程は慎重でなければならないが、一度確定した政策は断固として推進してこそ市場の信頼を得られるという点を明確にした。